各社それぞれの特徴を出してしのぎを削るモバイルバッテリーですが、今回はAnkerとRAVPowerの二大メーカーからリリースされている、スマホユーザーには最も使い勝手の良い6700mAhモバイルバッテリーについて、様々な項目から比較対決をしてみました。
もくじ
Anker Power Core II 6700のレビュー記事

iPhoneやスマホへ充電するためのモバイルバッテリーと考えれば、毎日持ち歩くにはちょうど良い容量のモバイルバッテリーですよね!
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RAVPower 6700mAh RP-PB060のレビュー記事

先ほどのAnkerと同じ6700mAhで、コンパクトサイズの握りやすいモバイルバッテリーですね!普段持ちにはちょうど良いサイズです。
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Anker Power Core II 6700mAh vs RAVPower 6700mAh RP-PB060 対決

Anker vs RAVPower 対決その1 サイズ

まずはモバイルバッテリー本体のサイズと重さの比較です。
▲一見RAVPowerの方が幅があるように見えますが・・・
▲縦に並べて比較すると、大きさの違いが分かりますね。
サイズ比較
RAVPower サイズ:タテ90mmxヨコ40mmx厚さ25mm 重さ:124g
厚さはAnkerがRAVPowerに比べると2mm小さいですが、その他のサイズはRAVPowerの方がやりコンパクトなサイズです。重さも4gと約10円玉一枚分軽いです。
ほぼ同じサイズですが勝敗をつけるということで、サイズ対決はこのクラス世界最小最軽量をうたっている、RAVPower 6700mAh RP-PB060がポイント獲得です。
Anker Power Core II 6700
RAVPower 6700mAh RP-PB060 ★
Anker vs RAVPower 対決その2 デザイン

次にデザインの比較です。二機種ともカラーはブラックですが、それぞれに特徴があります。
▼まずはAnker
▲表面はストライプメッシュでとても握りやすく、キズや指紋も目立たないです。角が丸くデニムのポケットに入れても、引っ掛かりがなく取り出しやすいデザインです。
特徴的なのはLED Wheelボタンです。6段階表示の残容量インジケーターが付いていて、白のLEDは点灯や点滅がキレイです。Wheelボタンでのクリック感も心地よく、品質の良さを感じます。小さいながらも高級感のあるデザインです。
▼続いてRAVPower
▲表面は光沢のないマットなカラーで、角が丸くて傾斜のあるデザインは独特で、一目見てRAVPowerのモバイルバッテリーだということが分かります。こちらも握りやすくポケットから取り出しやすい形です。
小さな電源ボタンがサイドにあり、押すと4段階表示の残容量インジケーターがブルーに点灯します。インジケーターの穴がとても小さいために、角度によっては点灯が見えないことがあります。
シンプルで飽きのこないデザインですが、ボディの合わせ面など、若干チープでプラスチッキーな印象です。
デザインに関しては人それぞれの好みがあるとは思いますが、こうして写真で見比べても高級感の漂うAnker Power Core II 6700がポイント獲得です。
Anker Power Core II 6700 ★
RAVPower 6700mAh RP-PB060 ★
Anker vs RAVPower 対決その3 急速充電

クイックチャージやパワーデリバリーなど、様々な急速充電技術がありますが、それぞれがメーカー独自の充電技術を持っています。
ポイント
RAVPower iSmart 2.0 入力:5V/2A 出力:5V/2.4A
仕様の数値やメーカー独自技術の番号を比べて、RAVPower 6700mAh RP-PB060がポイント獲得です。
Anker Power Core II 6700 ★
RAVPower 6700mAh RP-PB060 ★★
Anker vs RAVPower 対決その4 電流値

出力電流の数値は互角でドローで、両方にポイントを加算します。
Anker Power Core II 6700 ★★
RAVPower 6700mAh RP-PB060 ★★★
Anker vs RAVPower 対決その5 実質容量

それぞれのモバイルバッテリーを満充電にして端末に充電を行い、残容量が0になるまでの累積電流値を、COOWOO USB電流電圧テスターで計測しました。Apple純正のLightningケーブルにiPhone Xsを接続しています。
注意ポイント
※それぞれの6700mAhとは、3.7Vに対しての数値です。USB充電ケーブルを接続して充電するきは、3.7Vから5Vな変換して充電が行われます。
Anker 計測結果
RAVPower 計測結果
Ankerが3.7Vから5Vに変換された累積電流値は4218mAhで、RAVPowerは4082mAhでした。製品の個体差があるかもしれませんが、意外と差が出ましたね。
実質容量はAnker Power Core II 6700がポイント獲得です。
Anker Power Core II 6700 ★★★
RAVPower 6700mAh RP-PB060 ★★★
Anker vs RAVPower 対決その6 安全性能

モバイルバッテリーを実際に分解して調べるとことは、技術的にも知識知識的にもできないので、あくまでもメーカーの説明を比較します。
Anker マルチプロテクトシステム
RAVPower マルチ充電保護システム
両者とも言葉の言い回しに違いはあるものの、安全対策には力をいれています。安全性能についてはドローで、両方にポイントを加算します。
Anker Power Core II 6700 ★★★★
RAVPower 6700mAh RP-PB060 ★★★★
Anker vs RAVPower 対決その7 保証

AnkerとRAVPowerが信頼される理由の一つに、安心保証が付いてくるということです。カスタマーサービスの対応も良く、素早く交換品を送ってくれます。
保証期間
Ankerの保証期間は18ヶ月です。
RAVPower保証期間は18ヶ月で、更にWEBからサインインして製品登録をすると、延長12ヶ月の保証が付き、18ヶ月と合わせると実質30ヶ月の保証が受けられます。
安心保証対決は文句なしにRAVPowerがポイント獲得です。
Anker Power Core II 6700 ★★★★
RAVPower 6700mAh RP-PB060 ★★★★★
Anker vs RAVPower 対決その8 コストパフォーマンス
2019年1月末現在
Anker Power Core II 6700は2,599円です。通常のタイムセールでは2,209円です。
RAVPower 6700mAh RP-PB060はカラーにより違いがありますが、ブラックは2,000円です。ホワイトだと1,859円です。通常のタイムセールでは1,699円です。
コストパフォーマンス対決では、RAVPower 6700mAh RP-PB060がポイント獲得です。
Anker Power Core II 6700 ★★★★
RAVPower 6700mAh RP-PB060 ★★★★★★
6700mAhモバイルバッテリー対決 Anker vs RAVPowerまとめ
同じ6700mAhの容量を持つコンパクトサイズのモバイルバッテリー対決は、RAVPower 6700mAh RP-PB060が2ポイント多く獲得しました。。カタログ表記そのままの内容や、デザインに対して主観的な意見も入れての結果ですが、このような評価になりました。
両方とも現在も売れ続けている、高性能バッテリーには間違いないと思いますが、それぞれにメーカーのカラーが出る結果になりましたね。
デザインと質感にこだわるならAnkerで、コスパの高さと保証を重視するならRAVPowerというところでしょうか。ちなみに僕は両方所有し、ローテーションで交互に持ち歩いています。
以上、6700mAhモバイルバッテリー Anker vs RAVPowerの記事でした。