Ankerのモバイルバッテリーはいくつも持っています。使い切れないくらい持ってます。それでも反応してしまうんですよね。
その新作に付けられたネーミングは Redux 満を持して新たな進化を遂げて帰ってきた!!という意味でしょうか。Fusion 5000もそうでしたけど、ネーミングに特別な思いが感じられますね。

Ankerのモバイルバッテリーはいくつも持っています。使い切れないくらい持ってます。それでも反応してしまうんですよね。数量限定のセールに触発されて、Anker PowerCore 10000 Reduxを購入しましたので、レビューしたいと思います。
もくじ
Anker PowerCore 10000 Reduxの外観と付属品

手元に届いて箱を開けてみて、そのコンパクトなボディにっびっくりしました。形状はAnker PowerCore II 6700を一回り大きくした感じです。並べてみると6700よりは流石に大きいですが、大きさはわずかな違いですよね!どうでしょうか。
▲本体のサイズはタテ約104mm x ヨコ52mmx 厚さ25mmで、重さは約184gです。ここまでコンパクトにすることに成功した、開発者の自信があらわれが「Redux」というネーミングなんですね!
▲ストライプメッシュの表面はすべりづらく、握った手にしっかりと馴染みます。本体の中央にはAnkerのロゴマークがあります。
▲Anker PowerCore II 6700と似た印象ですが、LED Wheelボタンではなくて、5V/2.4Aの出力USBポートの横に、小さな丸い電源ボタンがあります。ボタンを押してみると適度なクリック感があり、シンプルでスッキリとした印象です。
▲バッテリー残容量インジケーターは本体のサイドにあります。4段階表示でブルーに点灯します。電源ボタンを押すとバッテリーの残容量が分かります。
▲インジケーターの反対側のサイドに、本体を充電するためのMicro USBポートがあります。入力は5V/2Aです。電源ボタンと残容量インジケーターを両サイドに配置して、スペースを無駄なく使うことでで、このコンパクトさを実現しているんですね。多分ですけど。
▲付属品はトラベルポーチとMicro USBケーブルです。トラベルポーチに付いている「Anker」のタグは、以前は紺でしたが最近の機種はスカイブルー色に変更になっているんですね。
Anker PowerCore 10000 Reduxと他の10000mAhとの大きさ比較
▼僕が持っている10000mAhのモバイルバッテリーを集めて、それぞれの大きさを比較してみましたよ。
▲すべて10000mAhのモバイルバッテリーです。厚みはありますがReduxがいかにコンパクトなモバイルバッテリーか良く分かります。
▲真上から見るとこんな感じです。
※ ちなみにRAVPower 10000はUSBポートが2ポートあってこの大きさです。
Anker PowerCore 10000 Reduxの充電性能
このコンパクトなサイズですが10000mAhと大容量です。iPhone Xsへ約3回、Galaxy S9へ約2.5回、iPad Proには約1回の充電ができます。電源の無い環境にいるときは、iPhone Xsに3回も充電できるのは心強いです。また、これだけ容量があれば、端末以外にもイヤホンとかLEDライトとか、いろいろな充電機器に使えますね。
▲iPhone Xsの残容量67%の状態で充電しています。Apple純正Lightningケーブル使用です。
もちろんAnkerのフルスピード充電技術が搭載されています。Anker独自技術のPowerIQとVoltageBoostにより、最大2.4Aでフルスピード充電します。COOWOO電流電圧テスターで計測してみました。電流値は1.69Aを計測しました。
注意ポイント
計測した電流値は、端末の充電残容量により変化します。0%から充電を行えば高い数値が出ますし、100%近くで計測知れば低い数値になります。
注意ポイント
Qualcomm Quick Chargeには対応していません。
Anker PowerCore 10000 Reduxは低電流モード搭載
▲Bluetoothイヤホンなど入力電流が小さな機器には、低電流モードに切り替えて、最適な電流で安全に充電することができます。電源ボタンを2回押すか2秒間の長押しで、低電流モードに切り替わります。切り替わるとLEDインジケーターの一つが緑色に点灯します。
ポイント
重要!
やはりVoltageBoostでイヤホンに合わせたスピードで充電されるため、低電流モードに切り替えた数値と違いはありませんでした。バッテリー側で過電流になってしまう可能性は0ではないので、しっかりと低電流モードに切り替えて充電しましょう、ということだと思います。
VoltageBoostと低電流モードの二重安全機能ですね!
Anker PowerCore 10000 Reduxは安全性に抜かりはない
Anker独自の多重保護システムであるMultiProtect(多重保護機能)を搭載しています。Anker独自の安全技術で、11の先進的な安全性と保護システムを組み合わせた機能です。
MultiProtect(多重保護機能)
高電圧入力防止機能
高電圧出力防止機能
入力電流調整機能
出力電流調整機能
自動電流最適化機能
入力ショート防止機能
出力ショート防止機能
静抵抗機能
デバイスへの過充電防止機能
バッテリーの過剰放電防止機能
出力温度管理機能

Anker PowerCore 10000 Redux本体に充電するための充電器
iPhoneやスマホに急速充電してくれるAnker PowerCore 10000 Reduxですが、バッテリー本体に正常に充電するためには、5V/2A以上出力できる充電器が必要です。
私は同じブランドのAnker PowerPort miniを使用しています。バッテリー本体への充電もとても早いですよ。
Anker 製品の保証について
Ankerのモバイルバッテリーには18ヶ月の保証が付いています。Anker Directで注文した注文番号が保証書の代わりになります。(もちろんAmazonのAnker DirectでOKです)
以前、他のモバイルバッテリーの不具合で、保証制度を利用したことがあります。Amazonの商品ページからAnker Directとメールでやり取りをしました。即、交換品を送ってもらいましたよ。
Anker PowerCore 10000 Reduxのレビューまとめ
Ankerが自信を持って発売しただけのことはありますね!本当に小さくて、これが10000mAhなの??と驚きました。普段持ち歩いているモバイルバッテリーは、Anker PowerCore II 6700かRAVPower 6700 RP-PB060でしたが、大容量でこの小ささでしたら、今後はReduxを持ち出すことが多くなりそうです。
さらに今後の期待として、Power Delivery対応のUSB-Cポートを搭載したモバイルバッテリーを、このサイズで出して欲しいなと思います。
以上、Anker PowerCore 10000 Reduxのレビューでした。