10000mAhくらいのモバイルバッテリーになってくると、コンパクトでもある程度厚みのあるバッテリーが多いのですが、このPowerCore Ⅱ Slim 10000は、その名の通り厚みのスリムなモバイルバッテリーです。
もくじ
Anker PowerCore Ⅱ Slim 10000の外観と付属品
大きさはタテ137mm x ヨコ66 mmx 厚さ16mmで重さは210gです。カバーを取り付けたiPhone Xsより一回りくらい小さいという感じです。
▲相変わらずAnkerモバイルバッテリーのデザインは良いですね。黒のボディに「Anker」のロゴが渋いです。
▲本体の表側は中央に控えめなAnkerのロゴマークですが、一転して裏側はAnkerのロゴが。
本体の裏側はシリコン素材になっています。ホコリの付着は目立ちます。初めて手にした時に、なぜ片面だけシリコン素材なんだろう?と思ったのですが、実際に使ってみてその意味が分かりました。
このPowerCore Ⅱ Slim 10000は、縦長のサイズと厚みがスリムなことから、iPhoneやスマホを充電しながら、重ねて片手持ちすることを前提にデザインされているのでは?
実際にシリコン素材側を端末と合わせて持ってみると、一体感があるというか、それぞれが滑らずに握ることができます。これはかなりポイントが高いですね。
但し、シリコン素材の特質でホコリが付着しやすく、結構目立ってしまうデメリットもあります。それ以上のメリットはありますけどね。
▲それぞれのサイドに10000mAhの印字と電源ボタンがあります。
サイドの電源ボタンを押すと、バッテリー残量インジケーターが点灯します。4段階になっていて、あとどれくらい残量があるのか充電の目安になります。
モバイルポーチとMicroUSBケーブルが付属します。
Anker PowerCore Ⅱ Slim 10000は大容量でPowerIQ2.0急速充電
バッテリー容量が10000mAhと大容量なので、iPhone Xsで2.6回以上の充電が可能です。残量が0になるまで使い切ってから充電する人は少ないと思いますので、体感的には3回くらい満タンにできると思います。
▲USBポートはAnker独自の充電技術であるPowerIQ 2.0です。
PowerIQ2.0によりiPhoneを始めとしたApple製品、Android端末の他、Quick Chargeに対応する機器に対しても急速充電が可能です。
COOWOOの電流電圧テスターチェッカーで計測しますた。iPhone Xsに充電しているときの電流値は1.12Aでした。充電ケーブルはiPhoneに付属しているライトニングケーブルを使用しています。
Anker Power Core II 6700バッテリー本体に充電するために必要なもの
USB充電アダプターは付属していませんので、別途用意する必要があります。本体に正常に充電するためには5V/2A以上出力できる充電器が必要です。私はAnkerのPowerPort miniを使用しています。
Anker製品の保証について
Ankerの製品は18ヶ月の保証付きです。Anker Directで注文した注文番号が保証書の代わりになります。(もちろんAmazonのAnker DirectでOKです)
Anker PowerCore Ⅱ Slim 10000のレビューまとめ
iPhoneとの片手重ね持ちで滑らない
10000mAh大容量 PowerIQ2.0でフルスピード充電
シリコン素材の片面はホコリが付着しやすい
特徴をまとめるとこのようなバッテリーです。初めて使用したときはシリコン素材に付着するホコリが気になって仕方なかったのですが、iPhone Xsとの重ね持ちでシリコン素材の良さが分かりました。電車に乗るようなときはとても重宝しています。
以上、Anker PowerCore Ⅱ Slim 10000のレビューでした。