別の記事でレビューしたcheero power Plus 5 10000mAh モバイルバッテリーとともに、PD(パワーデリバリー)対応のType-C to Lightningケーブルがcheeroから発売されました。今まではAppleの純正ケーブル一択でしたが、Appleがサードパーティからの販売を解禁したので、満を持してcheeroからの発売されました。
cheero Type-C to Lightning Cable 1mのレビューです。
もくじ
cheero Type-C to Lightning Cable 1mの特徴
Apple社のMFi認証を取得しているので、安心して使用することができます。PD(パワーデリバリー)3.0対応で、急速充電と高速データ通信を可能にしています。
PD対応の端末に急速充電するためには、別途、PD対応USB-C充電アダプター、またはPD対応のUSB-Cポート装備のモバイルバッテリーが必要です。
▲ブラックのコネクターにシルバーのcheeroロゴ、ブラック+シルバーのケーブルは、スタイリッシュでシブいです。
ナイロン製で形状記憶するので、コンパクトにまとめることができます。ケーブルの長さはスタンダードな1mです。モバイルバッテリーをカバンやポケットにしまいながらの充電には、長過ぎず短過ぎず万能な長さです。iPhoneとモバイルバッテリーを重ね持ちで使用する場合は、少々長いかも知れません。
▲パラコードのようなナイロン。高耐久で絡みにくいケーブルです。
メーカーの説明によると、20000回以上の折り曲げ試験に合格したとのことです。完璧な形状記憶ではありませんが、コンパクトにまとめやすい材質は、内部のMetal BraidingとAluminum Foll Sheildingが効いているようです。
LightningコネクターとUSB-Cコネクターは、リバーシブルで裏表を気にすることなく挿し込めるので便利です。
cheero Type-C to Lightning Cable 1mとApple純正ケーブルの比較
▲cheero Type-C to Lightning CableとApple Lightning-USBケーブル1m比較です。ケーブルの太さは、cheeroのケーブルの方が太めです。
コネクターのカバーはcheeroの方が幅も長さも大きいです。Appleのケーブルはコンパクトですが、今までのLightningケーブルと同様に、亀裂しやすいコネクターの根元は相変わらず同じです。
cheeroのケーブルをShift Cam Xsのケースに接続してみましたが、コネクターのカバーが邪魔になるようなことはありませんでした。
▲cheeroのケーブルの方がコンパクトにまとまります。AppleのLightning-USBケーブルは、通常のLightningケーブルよりも太くて硬めなので、まとめようとすると広がってしまいます。
ただ、触った感じでは、cheeroは固くてゴワゴワした感じで、良く言えば頑丈なケーブルで、悪く言えば柔らかい針金のようです。Appleはシンプルでスベスベした感じで、耐久性についてはまだ分かりません。このあたりは好き嫌いが分かれるかも知れません。
充電しているiPhone Xsのバッテリー残量は82%です。本体保護のため緩やかに充電が行われている状態なので、電圧・電流ともに低い数値となっていますが、両ケーブルの性能に差は見られませんでした。MFi認証を取得しているので当たり前の結果でしょうか。
cheero Type-C to Lightning Cable 1mのレビューまとめ
一度でもパワーデリバリーの急速充電を体験してしまうと、iPhoneに付属しているLightningケーブルと充電アダプターには戻れなくなります。また、同じメーカーの製品だけあって、cheero Power Plus 5 10000mAhとの相性は抜群です。ケーブルとバッテリー本体のカラーが絶妙にマッチしています。
以上、cheero Type-C to Lightning Cable 1mのレビューでした。