冬場に流行するインフルエンザですが、今年もすでに大流行していますね。帰宅したら手洗いやうがいをするのは当たり前のことですが、インフルエンザのウィルス感染には湿度も大きな関わりを持っているそうです。
僕も帰宅したら手洗いとうがいはしっかりやってますし、無水エタノールを水で薄めた消毒液で、しっかりと手の消毒もしています。
更に予防でできることはないかと、今回、加湿器を購入しました。
購入した加湿器は、シャープ プラズマクラスター搭載 加湿機 パーソナルタイプ 気化式 ホワイト HV-G30-Wです。
加湿器にはご存知のように気化式、ハイブリット式、スチーム式、超音波式と4つのタイプがあります。それぞれにメリットとデメリットがありますが、ここでは気化式タイプのシャープ気化式加湿機 HV-G30についてレビューします。
もくじ
シャープ気化式加湿器 HV-G30外観
今回購入したカラーはホワイトです。他にクリームがあります。スイッチ類が並んだパネルの色が違うだけで、全体的には両方ともホワイトな印象です。
サイズはタテ32.2cm×巾15.9cm×ヨコ31.6cmです。本体の重量は2.8kgです。水2.4リットル入ります。8畳間用の加湿器です。
向かって左側に取外しができる水タンクがあり、中央にスイッチ類が配置されています。その右側に吹き出し口があります。
清潔感があってインテリアにもマッチする、シンプル イズ ベストなデザインです。付属品は取扱説明書のみです。フィルター等は最初から本体にセットされています。
シャープ気化式加湿器 HV-G30はプラズマクラスター搭載
このシャープ気化式加湿器 HV-G30には、シャープの有名な技術であるプラズマクラスターが搭載されています。
プラズmクラスターとは
高濃度プラズマクラスター7000搭載によって、空気を浄化しながら加湿してくれるんです。
シャープ気化式加湿器 HV-G30はお手入れカンタン設計
僕が加湿器に求める第一の条件は、メンテナンスのしやすさです。加湿器の掃除を一度でもしたことがある方は分かると思いますが、加湿器ってとにかく掃除するのが面倒なんですよね。その点、この加湿器はお手入れが楽でした。楽というのはあまり掃除をしなくても良いと言うことじゃなくて、掃除がしやすいということです。分解しやすいのでとても楽に掃除ができます。
▲タンクは上に持ち上げるとカンタンに外れます。
タンクのキャップを外して、タンクの内部とキャップの掃除をします。汚れが落ちにくい場合は、タンクの中に手を入れて掃除できます。タンクの中まで手が入るので、内部の隅々まで掃除がしやすいです。これは結構大きなポイントで、掃除がしづらいとおっくうになって放置してゃうんですよね。
通常は水を入れてキャップを閉めて振り洗いをします。キャップの汚れが落ちにく場合は歯ブラシなどで洗います。
写真のキャップには別売りオプションの部品が取り付けてあります。
▲本体裏側の底に指を掛けてトレーを引き出します。
タンクを先に外さないとトレーは引き出せない仕組みです。
▲トレーをすべて引き出したところです。青い部品は加湿フィルターですが、写真で見ても汚れているのが確認できますね。
▲加湿フィルターはカンタンに外れますので、洗面器などに水をためてすすぎ洗いをします。
注意ポイント
▲トレーの水が汚れてきたり、内面が水垢でぬるぬるしてくるので、綿棒や歯ブラシなどで掃除をします。
それぞれを水洗いが終わったら、全てもとどおりに取り付けます。これで水洗いは終了です。
▲エアフィルター
続いてエアフィルターの掃除をします。汚れがひどくなると加湿量が少なくなり、湿度の検知もできなくなるのでこまめに掃除をします。あまりにも汚れがひどいときは漬け置き洗いが必要ですが、普段からまめに掃除をしていれば、掃除機で吸い取る程度でキレイになります。
シャープ気化式加湿器 HV-G30はキレイな水で加湿
▲タンクのフタに取り付けた「Ag+イオンカートリッジ」
別売りのオプションですが「Ag+イオンカートリッジ」というものがあります。タンクのキャップに取り付けて、タンクやトレーのヌメリとニオイの原因を抑えてくれます。
年に1回の交換でOKなので、お金もそれほど掛かりません。絶対に取り付けるべきオプションですね。
シャープ気化式加湿器 HV-G30の自動運転
ダブルのセンサーで部屋の温度や湿度をチェックして、室温に合わせて湿度を制御してくれます。これで過剰な加湿を防いでくれます。面倒な設定はしなくても良いので、とても使い勝手が良いです。
【うるおい自動】は部屋の湿度に合わせて強度を調整しますが、エアコンと同じで起動時は「強」の状態で作動します。湿度が上がると静かになります。運転時の音を動画にしましたので、参考にしてみてください。
うるおい自動モードで湿度検出中
静音と強の音び違い
シャープ気化式加湿器 HV-G30は吹き出しがひんやりする
気化式は水を含んだフィルターに風を送って加湿する仕組みなので、少しひんやりした風がでます。冬場など暖房を付けずに使用すると、ちょっと寒く感じます。
シャープ気化式加湿器 HV-G30のレビューまとめ
シャープ気化式加湿器 HV-G30の特徴をまとめると
プラズマクラスター搭載
お手入れカンタン設計
省エネ設計
Ag+イオンカートリッジでキレイな水で加湿
ても良い加湿器だと感じました。ただし、気化式加湿器はメンテナンスを怠ってはいけません。カビやレジオネラ菌が発生しないようにマメな掃除が大切です。
スチーム式はお湯を沸かすタイプなのでこれらの心配は少ないですが、どんな機種でもマメに掃除をしないといけないことに変わりはありません。
以前使用していたスチーム式の加湿器は、マメな掃除を怠っていたために、フィルターが化石の様になってしまって、掃除不能になりました。
気化式であれスチーム式であれ、加湿器にコマメな掃除はつきものです。
以上、シャープ気化式加湿器 HV-G30のレビューでした。