僕は当ブログ以外に、もう一つブログを運営しています。外出先で記事の下書きをすることが多いのですが、ノートパソコンだといかにもって感じだし、iPadなどタブレットも持っていないので、いつもiPhoneを使っています。
iPhone歴は長いのでフリック入力にはだいぶ慣れましたが、相変わらず指がつりそうになるし、ミスタッチも多いので、Bluetoothキーボードで良いものを探していました。
Bluetoothキーボードに求める条件は
折りたたみ式
コンパクトで軽量
iPhone用のスタンド付き
キーストロークが快適
質感
特に最後の「質感」は大きなポイントです。様々な折りたたみ式のBluetoothキーボードがある中で一週間悩んで選んだ、iClever Bluetooth キーボード IC-BK11のレビューです。
もくじ
iClever Bluetoothキーボード IC-BK11の外観
▲IC-BK11を縦にたたんだ状態
外装は強度のあるアルミ合金素材を使用しています。表面は手触りの良いマットな仕上がりで指紋が付きにくいです。手の脂分が付着すると光の加減でそこそこ目立ちます。リーズナブルな価格ですが高級感があって質感がとても良いです。箱を開けて取り出した瞬間に気に入りました。
▲このBluetoothキーボードの最大の特徴は折りたたみの仕方です。
折りたたみ式でよく見られるのは、キーボードを3分割した観音開きのタイプや、2分割の見開きタイプが多いですが、このIC-BK11は縦に折りたたむようになっています。
折りたたんだ状態でのサイズは、ヨコ202mm×タテ47mm×厚さ15mmです。重量はわずか162gです。10000mAhクラスのモバイルバッテリーよりも軽いです。
▲ヒンジは両サイドに二箇所です。金属製でしっかりとした印象です。
▲両サイドのヒンジから縦に展開したIC-BK11
上の2箇所のくぼみに指を掛けて、下に展開するとキーボードになります。開いた縦のサイズは約90mmです。
折りたたむとペンケースくらいの大きさです。スーツの内ポケットに入る大きさです。
▲チキンラーメンのペンケースよりもコンパクトサイズです。シャーペンやボールペンが入ったペンケースよりも軽いです。
▲スタンドを真裏から見たところ
▲端末を立てるスタンドは収納時マグネットで固定されます。
マグネットは強力ではありません。指先で軽く開く程度の強度です。マグネットの具合を超短いYoutube動画にしました。
▼クリックするとYoutubeのサイトが開きます。
▲スタンドを開いた状態です。開く大きさによって端末の傾きを調整できます。
本体に対して90度が一番見やすい角度でした。
▲右側面に電源スイッチと、本体充電用のMicro USBポートがあります。
写真ではちょっと分かりづらいですが、キーボードを開くと、下に向かってわずかに傾斜がつくように設計されています。
▲充電中は赤のランプが点灯します。
1回のフル充電で、連続60時間の長時間使用が可能です。細かい電源のON/OFFで使用すれば、使用可能時間は少なくなると思いますが、それでも充分なバッテリー容量ではないでしょうか。
iClever Bluetoothキーボード IC-BK11の付属品
▲IC-BK11の付属品
キーボード本体のほか、携帯ポーチ、USB充電ケーブル、滑り止め、取扱説明書、保証カードが付属しています。
▲滑り止めのゴムは全部で8個ありますが、折りたたんだ状態で底面の四隅だけに貼り付けました。
▲さらに傾斜が増しました。
表側にも貼るのか、それとも底用で予備が4個あるのか不明ですが、底面の4箇所だけに貼ると少し傾斜が増して、通常のキーボードのように使いやすいです。表に貼ってしまうと、せっかくのカッコよさが半減されてしまうので、この使い方が正しいのかもしれません。
▲携帯ポーチも上質です。
ベルベットのような素材の携帯ポーチは、糸のほつれもなくしっかりとした印象です。厚みもあるのでキーボードをガードしてくれそうです。
iClever Bluetoothキーボード IC-BK11はマルチペアリング対応
Bluetoothで三つの機器を接続することができます。iPadで資料を作成しながら、iPhoneで受信したメールの返信をしたりと、かんたんに切り替えることができます。僕はiPadは持っていないので、今のところはiPhone専用キーボードとなっています。
一度ペアリングをすれば、キーボードの電源をONにすると自動でBluetooth接続します。
iClever Bluetoothキーボード IC-BK11のキー配列と特徴
▲IC-BK11のキーは英語配列です。
モバイル用途でコンパクト設計のためキーの数が少ないです。兼用のキーが多いので、このへんは多少慣れが必要かもしれません。数字キーとFキーが兼用になっています。
青い印字の箇所は、[fn]キーを押しながら目的のキーを押して使用します。iPhoneに接続してすべてのキーを打てるか試してみましたが、オレンジ色キーの使い方が分かりませんでした。それ以外はすべて打つことができました。
また、キーの組合せで様々な記号を打つことができましたが、すべて覚えるには時間が掛かりそうです。
▲接続する端末のOSに合わせて切り替えが必要です。「Andoroid」、「Win」、「iOS」にそれぞれ切り替えることができます。
▲iPhoneは[capslock]で切り替えます。
日本語(ローマ字)入力を英語入力に切り替えるは、iPhone(iOS)の場合は[capslock]で切り替えることができます。iPhone側で設定することで使用できるようになります。
▲iPhoneの設定アプリ「キーボード」の設定で、「Caps Lockの使用」をONにします。
▲これで[capslock]キーを押すと、日本語(ローマ字)と英語を切り替えることができます。
僕はiPhoneではローマ字入力のキーボードは使用していません。「日本語かな」で日本語(ローマ字入力)が適用されます。
ちなみに上の画像はiPhoneアプリの「iA Writer」です。とても使いやすくて気に入っているライティングアプリです。
▲キーストロークはノートパソコンに近いタイピング感です。
iClever Bluetoothキーボード IC-BK11のレビューまとめ
過去にいくつかBluetoothキーボードを購入したことがありますが、IC-BK11はかなりポイントが高いです。このコンパクトなボディ、外装にアルミ合金を使用した質感、快適なキーストローク、縦に展開するギミック、iPhoneに最適なスタンドなど、とても気に入りました。
普段から使い慣れているPCのキーボードよりもかなり小さいので、使い始めはタイプミスの連続でしたが、ブログの記事を一つ書いてだいぶなれてきましたよ。今回のレビュー記事はこのキーボードで下書きをしています。PCとはiCloudで同期されるので、あとはコピペしてWordpressに貼り付けるだけです。
今回購入したカラーはブラックですが、他にはシルバーがあります。外装がシルバーでキーはホワイトです。白いiPhoneを持っている方は、ホワイトのキーとトータルコーディネイトで、シルバーを選択すると良いかもしれませんね。
以上、iClever Bluetoothキーボード IC-BK11のレビューでした。