iPhone Xsのカメラ性能は素晴らしいですね。最近ではデジカメの出番がすっかり減ってしまいました。以前レビューしましたShiftCam2.0Xsを購入したこともあり、iPhone Xsでの撮影が楽しい今日この頃です。
動画撮影やタイムラプス撮影もやってみたいと思い、小さなスマホ用三脚と固定するアダプターを購入しました。
超が付くほどど定番のManfrottoのミニ三脚PIXIとMCLAMPのレビューです。
Manfrottoミニ三脚PIXIの外観
まず目を引くのがこのデザインですね。豪華さを感じるイタリアンデザインです。
脚を畳むと手持ちのグリップとしても使えます。折り畳んだ時の流線型の脚はとても握りやすく、手持ちの動画撮影が安定して行えます。
ロックシステムの赤のプッシュボタンと、スマートフォンアダプターの固定する箇所の赤が、とても良いアクセントになっていますね。Manfrottoのロゴもセンスの良さを感じます。
▲厚みのある重厚で丈夫な造りです。リーズナブルな価格ですが安っぽさは全く感じません。
ミニ三脚PIXI仕様
自重:230g
開脚時高さ:13.5㎝
格納時高さ:18.5㎝
最大耐荷重:1.0kg
材質:ステンレス製
MCLAMP仕様
自重:30g
材質:プラスチック製
両方合わせた重さは260gなので、デバイスを装着するとそれなりに重さを感じます。三脚として安定させるためには、致し方ないところでしょうか。つくりはとても丈夫です。
▲雲台にはコンデジ、一眼、ビデオカメラ、アクションカムなどカメラをはじめ、三脚ネジに対応したデバイスならの取り付けることができます。
▲Manfrottoのロゴマークが付いたボタンを押すと、雲台の角度を35度まで調整することができます。
残念ポイント
一つ気になるところは、雲台の水平がワンタッチで調整できないところですね。水平のところでカチッとはまるような、クリック感のようなものがあると良いのですが、それが全くないので大体の目安を目視で合わせることになります。
▲裏蓋を外すようなことはあまり無いと思いますが、トルクスネジを使用しているため、外す場合はトルクスレンチかトルクスドライバーが必要です。
ManfrottoスマートフォンアダプターMCLAMPの外観
スマートフォンアダプターMCLAMPはバネ式で、スマートフォンの幅に合わせて装着することができます。8.5cmまでの幅に対応しています。このバネがかなり強力なので、スマホが落下するようなことは無いと思います。
誤って指を挟むと結構痛いです。
▲1/4の三脚ネジ(メス)は下の部分と背面の二箇所あります。背面の三脚ネジの使いみちを考えてみましたが、まだ思いつきません。
▲MCLAMPの背面にはちょっとしたギミックがあって、スマホスタンドとしても使用することができます。撮影用というよりもスタンド用ですね。これがかなり重宝します。但し、スタンド部分は細いので、バランスよくiPhoneを挟まないと倒れてしまいます。
▲お気に入りのShiftCam2.0Xsを装着してみました。
ブラック×ブラック×ブラック+レッドのアクセントが最高にカッコイイです。
Manfrotto ミニ三脚 PIXIとスマホ用三脚アダプターのレビューまとめ
前々から知ってはいたのですが、どんどん後回しになってしまって、今回やっと購入に至りました。もっと早く買っておけば良かったですね。PIXIとMCLAMPの組合せは最高ですが、別々でも用途がたくさんありそうです。GoProやDJI OSMO POCKETとも相性が良さそうですね。
少々不満な点をあげると水平の調整がアバウトな点、スマホ特有のタテ撮影ができない点です。それ以外ではデザイン、質感、価格においてとても満足できるアイテムでした。
ManfrottoのPIXIには進化版でサイズも大きくなった「PIXI EVO」というモデルもあります。カメラを90度傾けて撮影できたり、ダイヤルで三脚ネジを固定できたり、三本の脚が伸びたりと、まさしく進化版でしたが、ギミックが多い分シンプルさに欠けて、サイズも少し大きくなってしまうため、シンプルなこちらを購入しました。
以上、Manfrottoミニ三脚PIXIとスマートフォンアダプターMCLAMPのレビューでした。