明るくてパワーのある遠くまで照らせるLEDフラッシュライトが欲しいと考えていました。NITECOREやOLIGHTに限定して探していたところ、Max1500ルーメンという明るさと、何よりもそのデザインに惹かれて、OLIGHT M2R WARRIORを購入しました。
手に持った第一印象は「カッコイイ」です。
もくじ
OLIGHT M2R WARRIORの外観と付属品
▲大きさは全長約130mm、直径約25.4mm、重量は電池を含んで約155gです。クリップは取り外しができます。
手の持ってみると大き過ぎず小さ過ぎず丁度良い大きさです。約155gでコンパクトですがズッシリとした印象ですね。この重さというのは結構重要で、軽過ぎてもプラスチッーキーで安物のイメージになってしまいます。全長が短くてコンパクトな割にそこそこの重さがあるのは、厚みのある航空用アルミ合金素材を使用しているためでしょうね。
1.5mから落下しても大丈夫とのことです。IPX8の完全防水仕様です。
▲ストラップが付属し、テールのストラップホールに取り付け可能です。
▲このローレット加工は滑りにくく持ちやすいということだけでなく、放熱にも効果があるのではないでしょうか。
▲スイッチは二箇所で、ヘッドのサイドとテールにあります。このスイッチには様々な使い方がありますので後述します。テールスイッチはマグネットになっています。
▲LEDはCREE XHP35 HD CW LEDチップを使用しています。Max1500ルーメンの明るさです。
ブルーのベゼルには20箇所の切り込みがあります。最初はデザイン的なものかな?と思っていましたが、スイッチがONのままヘッドを下向きに立てると、切り込みから光が漏れるようになっています。
フラッシュライトでよくやってしまうことがスイッチの切り忘れです。この切り込みはスイッチの消し忘れ防止になりますね。
本体
専用10A HDC 3500mAh 18650充電池
ステンレス製ポケットクリップ
USB磁気充電ケーブル
ホルスター ストラップ
取扱説明書(日本語取説書付き)
OLIGHT M2R WARRIORの明るさMax1500ルーメン
明るさは6段階
- Mode 1 1500ルーメン 3分 Turbo 3分で切り替わり → 700ルーメン、110分 High
- Mode 2 700ルーメン 120分 High
- Mode 3 250ルーメン 375分 Med1
- Mode 4 60ルーメン 20時間 Med2
- Mode 5 15ルーメン 70時間 Low
- Mode 6 1ルーメン 25日間 Moon
OLIGHT M2R WARRIORの操作方法
サイドスイッチ
ON/OFF : ワンクリックすると消灯時の明るさで点灯します(※Turboで消灯した時はHighで点灯)。点灯中にワンクリックすると消灯します。
High(700ルーメン)で点灯の場合:Highの状態でダブルクリックするとTurbo(1000ルーメン)へ切り替わります。
トリプルクリック:ストロボが点灯します。長押しで直前の明るさに戻ります。
Moonlight(1ルーメン):消灯中に長押で点灯します。
明るさ切替:点灯中に長押しすると、Low(15ルーメン) → Med2(60ルーメン) → Med1(250ルーメン) → High(700ルーメン)の順でループします。スイッチから指を離すとそのモードで固定されます。
Turbo → Strobe:点灯時に長押しでLow~Highを3回ループすると、続いてTurbo → Strobeの順に切り替わります。スイッチから指を離すとそのモードで固定されます。
ロックアウトモード:消灯時に約2秒長押しをすると、Moonが一瞬点灯して消えたらロックアウトモードになります。両スイッチの操作ができなくなり誤作動の防止になります。サイドスイッチを2秒以上押すとロックアウトモードは解除されます。
ロック解除:ロックアウトモード中にサイドスイッチを長押しをして、Moonが点灯したらロック解除されます。
テールスイッチ(標準モード)
素速く浅く押す:1000ルーメンで一瞬点灯します。
少し浅く長押し:1000ルーメンで一瞬点灯します(やや長め)。
少し深く長押し:押している間だけ1000ルーメンで点灯します。
最後まで押し込む:1000ルーメンで常時点灯します。テールスイッチを浅く押すか最後まで押し込むと消灯します。サイドスイッチをクリックしても消灯します。サイドスイッチを長押しすると、サイドスイッチ側の操作に切り替わります。
サイドスイッチ+テールスイッチ
リアスイッチを完全に押し込んだ状態で、サイドスイッチを押すとストロボモードに切り替わります。そのまま再びサイドスイッチを押すと点灯に切り替わります。
最初に取扱説明書を見た時は、スイッチの操作がちょっと複雑で要領よく使えるかなと思いましたが、実際に順番に試してみると操作には直ぐに慣れます。
OLIGHT M2R WARRIORは専用10A HDC 3500mAh 18650充電池が付属
▲最初から専用10A HDC 3500mAh 18650充電池が付属しています。もちろん他メーカーの18650充電池も使用できます。そして充電方法が秀逸です。
テールスイッチはマグネットになっていて、付属のUSB磁気充電ケーブルをテールに直接貼り付けると、そのまま充電が始まります。電池を取り外して別の充電器を使う手間がありません。モバイルバッテリーを一緒に持ち歩いていれば、外での急な電池切れでも対応できます。
この機能はかなり便利ですね。充電中は赤く点灯して、充電が完了すると緑色に点灯します。
OLIGHT M2R WARRIORの良質なホルスター
▲ホルスターの上下には小さな穴が開いているので、スイッチを切り忘れても直ぐに気が付きます。
付属のホルスターは丈夫でつくりがしっかりしています。
OLIGHT M2R WARRIORのレビューまとめ
明るさのモードも細かく設定されていますし、落下に強いボディ、IPX8の完全防水仕様、場所を選ばない充電など、1つ所持していれば、キャンプに防災用に仕事用にサバゲー用(僕はサバゲーはやりませんが)に、オールマイティに活躍してくれそうですね。
Maxの1500ルーメンの使用時間は3分間限定ですが、700ルーメンで連続点灯120分というのは、かなり頼りになりますね。
以上、OLIGHT M2R WARRIORのレビューでした。