PETZL(ペツル)のヘッドランプと言えば、登山やクライミングで多くのクライマーが愛用するヘッドランプです。
今回レビューするPETZL(ペツル)のアクティックコアは、マウンテニアリング、ランニング、ハイキング、バックパッキング等のアクティビティに最適なヘッドランプです。僕は主に夜釣りや仕事で使用しています。また、ヘッドランプは両手がフリーになるので、防災用には最適なライトです。
防災用として購入するなら、安かろう悪かろうでは駄目ですよね。自分の身を守るための道具ですから、実績と信頼のあるヘッドライトを選びたいですよね。
PETZLアクティック コアの外観
▲アクティックコアのカラーは、ブラックとレッドの2色です。僕は黒を購入しました。
IPX4の全天候型のヘッドライトです。大量の汗や雨天時でも使用できますが水没は厳禁です。
▲ワイドとスポットの2つのビームパターンと、夜間に視力を維持するために赤色灯も装備。赤色光は緊急用、または自分の存在をアピールするために点滅します。
ライト本体はとてもか軽いので、頭に取り付けても負担になりません。この軽さがアクティビティに最適ということでしょうか。
▲スイッチは上部にあります。このスイッチ一つで白色光の弱・中・強、赤色光の点灯・点滅の操作を行います。
▲遠くを照らしたい時、足元を照らしたい時、手元を照らしたい時など、4段階に角度を調整することができます。
▲ヘッドバンドには反射材があり、夜間、周囲に自分の存在を知らせます。また、ホイッスルが装備されているので、救助等の緊急時に、自分の位置を知らせることができます。災害時にホイッスルを使用する場合、玉が内蔵されているホイッスルは、浸水すると音が出し辛くなるので、このようなホイッスルの方が良いそうです。
PETZLアクティック コアの付属品
▲付属分はヘッドランプ本体の他、Micro USBケーブル、1250mAh リチャージブルバッテリー『コア』、PETZLステッカーです。
▲アクティックコアには1250mAh リチャージブルバテリー『コア』が付属しています。
ハイブリットヘッドランプ
▲もちろんエネループなどのニッケル水素電池も使用できます。ブラックのアクティックコアにブラックのエネループが良く合います。写真のエネループはAmazon限定のエネループプロ4本パックです。
▲リチャージブルバテリー『コア』の充電は、直接Micro USBケーブルを接続して充電を行います。充電中は赤のランプ点灯し、フル充電になると緑のランプが点灯します。
PETZLアクティック コアの照射性能
リチャージブルバッテリー『コア』とアルカリ電池の照射性能
照射レベル | 照射力 | 照射距離 | コア照射時間(アルカリ電池 | リザーブモード | |
弱 | 5 lm | 7 m | 160 時間(220 時間) | ー | |
白色光 | 中 | 100 lm | 50 m | 7 時間(40時間) | 5 lm 3 時間 |
強 | 350 lm | 95 m | 2 時間(40時間) | 〃 |
▲消灯時はブラックですが、点灯するとブラッツスケルトンで上部がうっすら光ります。ランプ周りはマットなブラックです。
ココに注意
リチャージブルバッテリー『コア』を使用した場合と、単4アルカリ電池を使用した場合、点灯時の明るさと照射範囲は同様の性能ですが、使用中の電力消費に違いがあります。リチャージブルバッテリー『コア』は照射時間内で一定の明るさを保ちますが、単4アルカリ電池は電池の消耗とともに、徐々に明るさが減少します。
PETZLアクティック コアのレビューまとめ
リチャージブルバッテリー『コア』はモバイルバッテリーで充電できる、通常の単4アルカリ電池はどこでも手に入りやすい、エネループ自宅で充電して予備として、というようにハイブリットヘッドランプは様々な状況で電源切れに対応できるので、とても便利ですよね。
また、PETZLのヘッドランプはデザインがとても魅力的です。無駄を削ぎ落として一見シンプル過ぎるかな?と思うのですが、そのシンプルさが何とも飽きがこなくて良いんですよね。写真で見るよりも実際に手に持ってみると、その良さがよく分かります。さすがフランスの登山用品メーカーです。
以上、PETZL アクティックコアのレビューでした。