パワーデリバリーに対応しているiPhone Xsのために購入した、モバイル充電器cheero Power Plus 4、Anker PowerPort Speed 1 PD30など、USB-Cポートを備えた充電器やモバイルバッテリーが徐々に増えてきましたので、USB-C対応の電圧・電流チェッカーを購入しました。
Amazonで調べてみるといろいろと販売されていますが、サクラじゃない方のレビューで評判が良い、デザインが良い、値段がリーズナブルなどで比較検討し、Plugable USB-C電圧・電流チェッカーを購入しました。
もくじ
Plugable USB-C 電圧・電流チェッカーの外観
この製品はその名のとおりUSB-Cを装備している機器の電圧・電流チェッカーです。モバイルバッテリーやUSB充電器など、パワーデリバリーに対応した機器も増えてきているので、正常に急速充電されているのか、VBUSホットを確認するために購入しました。
角の丸いデザインで大きさは端子を含めて約63mm×21mm×9mmで重さはわずか9gです。500円玉より2g重いです。
COOWOOのUSB電流電圧テスターと大きさを比較すると、かなり薄くてコンパクトです。
有機LED(OLED)のディスプレイに計測情報が表示されます。黒い画面にブルーの表示はとても見やすいです。
Amazonのレビューを見ると、ディスプレイが傷だらけだというレビューがありますが、保護用のシートが貼ってあるだけです。爪の先で剥がすとミラーのキレイなディスプレイが現れます。
裏側にはPlugagleのロゴマークが印字されています。電源が入るとディスプレイにもロゴマークが表示されます。
箱に袋に入った本体が入っているだけで、取扱説明書などもありません。箱は捨ててしまいましたが、ひょっとしたら箱の裏側に説明が書いてあったかもしれませんが定かではありません。
表示される内容は電圧(V)・電流(A)・単位時間あたりの電力(mAh)・電気が流れている方向の矢印だけですので、特に取扱説明書が無くても使い方に困ることはありません。
Plugable USB-C 電圧・電流チェッカーで VBUSホットを確認する
VBUS HOTとは
このチェッカーを使用する際、通常は両側に何らかの USB Type-C 機器(USB ホスト、充電器、PC アクセサリなど)が接続されない限り電源はオンになりません。もし一方にだけ機器を接続して電源がオンになる場合、接続されたその USB 機器は「VBUS ホット」と呼ばれ、USB Type-C の仕様に 準拠していないことを意味します。
僕が現在所有しているUSB-Cのポートがある機器は、AnkerのPowerPort Speed 1 PD30とcheero Power Plus 4だけなので、その二つを確認してみました。
※画像をクリックするとYputubeのサイトが開きます。
▲Anker PowerPort Speed 1 PD30でテストしました。正常です。
▲cheero Power Plus 4でテスト
充電器やモバイルバッテリーに接続する機器に影響が出る可能性があるので、VBUSホットかどうかを確認するのは重要ですね。
Plugable USB-C 電圧・電流チェッカーの電流値をモニターしてみる
cheero Power Plus 4で計測してみました。AppleのUSB-C to LightningケーブルにiPhone Xsを接続しています。数値はこのような結果になりました。
Plugable USB-C電圧・電流チェッカーは、USB Type-C PD 規格の 5V から 20V まで対応しています。(4-20V、50mA-10A の範囲で機能します。)
注意ポイント
メーカーの説明によると、Thunderbolt 3対応機器での使用はお勧めできないそうです。
Plugable USB-C 電圧・電流チェッカーのレビューまとめ
実際に急速充電されているのかを数値で確認したり、VBUSホットを調べたりすることができるので、大切な機器に安心して充電するためには、このようなチェッカーは一つ持っていた方が良いですよね。名前の知れたメジャーなメーカーでも、VBUSホットの違法なUSB-C充電器もあったようです。
注意ポイント
Plugable USB-C 電圧・電流チェッカーはあくまでも簡易的なチェッカーなので、プロが計測機器として使うものではありません。
以上、Plugable USB-C 電圧・電流チェッカーのレビューでした。