RAVPower 6700mAh RP-PB060のレビュー

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【RAVPower 6700mAh RP-PB060レビュー】クラス最小最軽量の急速充電モバイルバッテリー

2019年1月24日

 

6700mAhクラスのモバイルバッテリーでは、今、最も軽量の急速充電モバイルバッテリーの紹介です。

普段持ち歩くモバイルバッテリーは出来るだけ軽いに越したことはありませんよね!でも、いくら軽量でも容量が少ないのは問題外です。
6700mAhと普段持ち歩くには充分過ぎる容量の、RAVPower 6700mAh モバイルバッテリーRP-PB060のレビューです。

 

RAVPower 6700mAh RP-PB060の外観と付属品

 

RAVPower 6700mAh RP-PB060レビュー

 

RAVPower 6700mAh RP-PB060レビュー

 

四角いのに丸い印象の手の平にすっぽり収まるコンパクトな外観のサイズは、スニッカーズくらいのサイズでタテ90mmxヨコ40mmx厚さ25mm、重さは124gと卵二つ分の重さです。5200mAh以上のモバイルバッテリーでは、メーカー曰く世界最小最軽量とのことです。

 

RAVPower 6700mAh RP-PB060レビュー

 

表面は光沢のないマットな仕上がりで、キズや指紋もつきにくいボディです。RAVPowerのロゴマークですが個人的に好きなデザインです。

 

RAVPower 6700mAh RP-PB060レビュー

 

バッテリーの残容量を示すインジケーターは4段階表示で、ブルーのLEDランプが点灯します。

※インジケーターの4つの穴はすごく小さいので、角度によっては点灯が見えません。これはちょっとマイナスポイントです。

 

RAVPower 6700mAh RP-PB060レビュー

 

サイドには電源ボタンがあり、押すとバッテリーの残容量を確認することができます。

 

RAVPower 6700mAh RP-PB060レビュー

▲付属品は収納ポーチとMicro USB充電ケーブルです。(Micro USB充電ケーブルは写っていません。)

 

RAVPower 6700mAh RP-PB060の充電性能

 

 

iSmart2.0出力自動判別機能より、接続した機器を自動的に検知して、その機器に適した電流で充電します。(2.4Aまで)2Aの充電器を使用すれば、本体への充電は3時間30分で満充電になります。

 

RAVPower 6700mAh RP-PB060レビュー

 

6700mAhの容量でiPhone Xsの充電は実質1.5回程度充電できます。

 

RAVPower 6700mAh RP-PB060の安全性能

 

?マルチ充電保護チップが内蔵され、いつも過充電、過放電、過電圧、過電流、ショートから大切な端末を保護する。

?外部は遅燃性UL94 V-0規格の熱可塑性合金材料を採用し、内部はマルチ充電保護システムを搭載している。

?電気用品安全法PSEマークを取得済み 。

第三者機関「SGS」により、入力、出力、容量等の仕様を確認済みで、PSE、CE、RoHS等各種の認証をクリアしているモバイルバッテリーです。

出典:RAVPower メーカーより

 

RAVPower 6700mAh RP-PB060レビュー

 

経済産業省のお達しで、モバイルバッテリーは平成30年2月1日付けで電気用品安全法の規制対象になっています。一年間の猶予期間があり、平成31年2月1日からは技術基準等を満たしていないPSEマークの無いモバイルバッテリーは、販売ができなくなるとのことです。

PSEマークには丸型と菱形がありますが、モバイルバッテリーには丸型のPSEマークが表示されます。

 

ココがポイント

万一の不具合に備えて、18ヶ月の保証が付いていますので、安心して使うことができますよ!さらにWEB上で製品登録をすると延長12ヶ月の保証が受けられます。実質30ヶ月の保証です。

 

 

RAVPower 6700mAh RP-PB060の充電テスト

 

RAVPower 6700mAh RP-PB060レビュー

 

iPhone XsにApple純正のLightningケーブルを接続して充電を行いました。電流値の計測にはCOOWOOの電流電圧テスターを使用しています。急速充電されているのが確認できます。

 

RAVPower 6700mAh RP-PB060の実質容量のチェック

 

僕の購入したものに不具合はありませんでしたが、Amazonのカスタマーレビューを見ると、かなり怒りに満ちたレビューもありました。いくつかのレビューでは、6700mAhの容量に対して容量が少な過ぎるとの指摘があったので、実質どのくらいの容量なのかを計測してみました。

計測方法は電流電圧チェッカーの累積電流を0にリセットしてから、端末を接続してバッテリーの残容量が0になるまでの累積電流を計測しました。

 

RAVPower 6700mAh RP-PB060レビュー

 

まずはAmazonのFireタブレット8G(第5世代)のバッテリー残容量が0の状態から充電開始しました。100%満充電になったので、引き続きiPhone Xsに充電をしました。

 

RAVPower 6700mAh RP-PB060レビュー

 

残量インジケーターが一つの点滅になり、やがてバッテリーの残量は0になりました。決定的な瞬間を逃してしまいましたが、累積電流は4082mAhでした。

モバイルバッテリー(リチウムイオン充電池)の電圧は3.7Vです。

 

RAVPower 6700mAh RP-PB060の6700mAhとは、3.7Vに対しての6700mAということです。

USBケーブルでモバイルバッテリーに充電するには、3.7Vから5Vに変換して充電を行います。なので今回計測した4082mAhは5Vでの累積電流となります。

3.7Vでの累積電流に当てはめると

 

5V×4.08A=20.4W

20.4W÷3.7V=5.5A

5.5A→5500mAh

 

6700mAhに対して実質5500mAhという容量になりました。これは驚異的な数字ではないでしょうか。3.7Vから5Vに変換して充電を行うためには、昇圧回路という回路で変換のロスが出るため、一般的にうたわれている容量の65%くらいが、充電できる容量とされています。

6700に対して5500は約82%ということになります。

 

 

RAVPower 6700mAh RP-PB060のレビューまとめ

 

RAVPower 6700mAh RP-PB060レビュー

 

今回の記事を書くにあたり、あらためてAmazonのカスタマーレビューに目をとおしたのですが、かなり印象の悪い評価があったので、僕の購入したものは問題がないとはいえ、ちょっと心配になりました。

ところが実際に計測してみたところ、予想以上の好結果が出たので、もう一つ購入しようかと思っているところです。

どんな製品にも当たり外れはあります。不具合があれば実質30ヶ月の保証も受けられるので、コストパフォーマンスも高いモバイルバッテリーなので、これは絶対に買いではないでしょうか。

 

以上、RAVPower 6700mAh RP-PB060モバイルバッテリーのレビューでした。

 

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