捨てるに捨てられない書類の山。とりあえずバインダーに挟んで保管しておくのですが、「あの書類どこにあったかな?」とバインダーをめくっていると、綴じてあった書類がバラバラに、なんていうことがよくあって、どうしたものかと思っていたところのScanSnap iX100です。
もう絶対に手放せないガジェットの一つです。あれもこれもスキャンスキャン!で、デスクのまわりがスッキリしました。
注意ポイント
現在ネット通販などを見ると、iX100からFI-iX100へと変わっていますが、本体は同じもので同梱のソフトなどが変更されているようです。
もくじ
ScanSnap iX100の外観と機能
サイズはタテ47.5mm、ヨコ273mm、高さ36mm、重量400gです。コンパクトで軽いので、どこにでも持っていけるモバイルスキャナーです。あとで詳しく触れますが、iPhoneに専用のアプリをダウンロードして、Wi-Fiで同期して使用します。もちろんiPhoneだけでなく他のスマホやPCでも使えます。
前面を下に開くと自動で電源がONになります。iPhoneのScanSnap専用アプリを開くと、Wi-Fiで接続されます。あとはトレイに紙をセットしてスキャンボタンを押すだけです。トレイに紙を差し込むと、数ミリ自動的に紙が進みます。FAXに紙を挿し込んだ時と同じ感覚です。アプリのスキャンボタンでも作動します。
綴の書類はバラして1枚1枚スキャンします。アプリ内には1つの綴の書類として保管されます。
上の写真の状態では水平方向に紙がスキャンされます。スペースのある場所ではこの状態で使っています。
▲Scan/Stopボタンの下、左側はiPhoneやPCと接続時に青く点灯します。ScanSnap Cloudと接続時に紫色に点灯します。エラーでオレンジ色に点灯します。右側はバッテリーの残量により青・オレンジに点灯します。
▲スキャンボタンが紫色に点灯しています。ScanSnap Cloudに接続しているときは紫色に点灯します。ScanSnap Cloudについては後述します。
上面のカバーは垂直に開くことができます。スペースのない場所で作業したい時は、この状態でスキャンすると上に向かって紙が排出されます。
▲裏面にはWi-Fi接続のON/OFF切り替えスイッチとWPSボタンがあります。
▲サイドにはMicro USBの充電ポートがあります。
▲給紙トレイにはクリップとホチキスの禁止マークがあります。故障の原因になるので必ず外してスキャンします。
ScanSnap iX100対応iOSアプリ
▲左のアプリは「ScanSnap Connect Application-J」です。右のアプリは「ScanSnap Cloud」です。
ScanSnap iX100アプリ Connect Application-Jについて
▲チラシの表と裏をスキャンして、閲覧している画像です。
このアプリはアプリ内のスキャンボタンを押して、まずはiPhone内にデータを保存するアプリです。iPhone内に保存されたデータは、iPhoneのアクティビティ機能で、EvernoteやDropboxなどのクラウドサービスへ転送したり、データをメールに添付したり、印刷したりできます。
ScanSnap iX100アプリScanSnap Cloudについて
▲スキャンしたデータは文書としてEvernoteに自動で転送されました。Evernoteを開くをタップするとEvernoteアプリで確認することができます。
ScanSnap CloudとはScanSnapでスキャンしたデータを、設定した各種のクラウドサービスに、文書・名刺・レシート・写真などに振り分け素早く転送するサービスです。アカウント登録をすると利用することができます。
ScanSnap Cloudはスキャンと同時にクラウドサービスに転送されるので、すごい便利な機能ですね。
この二つのアプリはそれぞれの用途に合わせて使い分けています。例えば文書をLINEやメールに添付したり、または印刷したい場合などは、わざわざクラウドサービスに転送する必要もないし、逆にその場で必要のないデータはクラウドサービスにどんどん転送した方が書類の整理が捗るし、どちらも使い勝手の良いアプリです。
ScanSnap iX100を使って整理したもの
iX100を購入してから様々なデータをスキャンしました。
今までにスキャンして整理した書類
- マンションの管理組合理事会の大量の資料(全ての綴の厚さはA4用紙で30cmくらいありました。
- 名刺
- 年賀状・ハガキ
- ブック型ではない取扱説明書
- 健康診断の結果
- 見積書・請求書・領収書・レシート(法的な保存期間の過ぎたもの)
- 雑誌の切り抜き
- どうでも良い紙に書いたメモ
- チラシ・フライヤー・リーフレット
- 仕事の書類
データは残しておきたいけど、”紙”として場所を取るものは処分しました。Evernoteで項目ごとに振り分けているので、知りたいことを見つけやすくなりました。外出先でもiPhone一つあれば見ることがでいるので、とても便利ですよ。
ScanSnap iX100を管理するScanSnap HOMEについて
ScanSnap iX100を購入すると、富士通が提供するScanSnap HOMEを利用することができます。
ScanSnap Homeは、スキャナーの設定やファイルの管理・活用など、様々なシーンでスマートにアシストするScanSnap専用の全く新しいソフトウェアです。原稿の読み取りから、閲覧、編集、管理、検索やアプリケーションへの連携だけでなく、学習機能によりデータの生成や管理をアシスト。 使えば使うほど、あなた好みのScanSnapになっていきます。
ScanSnap HOMEについて、公式のYoutube動画をご覧ください。※Youtubeのサイトが開きます。
ScanSnap iX100のレビューまとめ
とにかく紙という紙をスキャンしまくって、大量の書類を処分するのは快感です。(原本を保管しておかなくてはいけないものは注意が必要ですが)デスクまわりや書類の保管場所がスッキリしました。
2014年の発売以来、多くの人に支持されているのがよく分かります。ScanSnapシリーズには設置型の雑誌等をスキャンできる、高機能なタイプもあるのですが、PC回りに置くスペースもないので、今のところはiX100で大変満足しています。
注意ポイント
現在ネット通販などを見ると、iX100からFI-iX100へと変わっていますが、本体は同じもので同梱のソフトなどが変更されているようです。
以上、ScanSnap iX100のレビューでした。