アウトドアでの火起こし道具で知らない人はいないくらいの、ソト(SOTO) スライドガストーチST-480です。SOTOは新富士バーナー株式会社が"青い炎"を生み出すために、安全性・耐久性も兼ね備え、常に完全燃焼するアウトドアブランドです。※メーカーHPより
以前から一つ所有していましたが、僕のミスで壊してしまい、今回新たに購入したのでレビューします。
▲黄色の方が壊してしまったST-480です。
壊してしまった原因は僕の不注意です。このブログで紹介しようと思い、キレイな写真を撮影しようと、無水エタノールで燃料窓付近を拭いたところ、燃料が噴き出してしまい、その後ガスを注入してもそこから抜けるようになってしまいました。エタノールで接着剤が溶けたのかもしれません。反省です。
もくじ
ソト(SOTO) スライドガストーチの外観
壊してしまったST-480はブラック×オリーブのカラーでしたが、今回購入したカラーはモノトーンです。本体を含め樹脂パーツがブラックのモデルです。たかがガストーチされどガストーチですが、ブラック一色にホワイトのロゴはかなりカッコイイですよ。
Amazon限定カラーとのことですが、Yahoo!ショッピングでも販売されています。
大きさは高さは火口収納時で11cm、幅は1.8cm、奥行きは3.5cm、火口直径は1.4cm、本体重量は55gです。握る箇所にはいくつも溝があるので、しっかりと掴みやすいです。
▲火口はスライドさせることができます。スライドパイプを伸ばした状態で18.5cmです。
▲点火ボタンは大きめで溝が刻まれているので、とても押しやすいです。
▲ガス残量確認窓でガスの残量確認ができます。
▲底にガス注入口とガスの量を調整するツマミがあります。
ソト(SOTO) スライドガストーチの使い方と使用目的
使用する時は火口のツマミを掴んでスライドさせます。炎の温度は1300度にもなるので、ノズルに触れると火傷するので注意しましょう。外気ですぐに冷めるので、冷めてから縮めて収納するようにしています。
100円ライターと違いバーナータイプなので、風を気にすることなく着火することができます。
キャンプや釣りなどでの使用が主要目的ですが、御墓参りでもかなり重宝します。外で風が強いと、線香に火をつけるのが大変なんですよね。でも、ST-480があれば安心して火をつけることができます。
▲エスビットのポケットストーブとの相性も抜群です。
下に向けて着火できるので、固形燃料の着火に便利です。通常のライターですと、指先が炎にさらされて危険ですが、ST-480はそのような危険もありません。
ソト(SOTO) スライドガストーチは安全に配慮した設計
▲セーフティロックスイッチを押し込んでロック状態。
小さなお子さんが着火できないようにする事と、収納時の誤作動を防止するために、点火ボタンをスライドさせてロックさせる、セーフティロックスイッチを装備しています。
▲火口をスライドして使用するので、手元から火を離して着火することができます。着火時の火傷の心配がありません。
ココに注意
使用時の火口温度は1300度なので、引き出したノズルは触れないくらい高温になります。必ず先端のツマミを掴んでスライドさせましょう。完全に冷ませてから収納するのがベストですね。
ソト(SOTO) スライドガストーチのガスの充てん
SOTOのカセットガスから充てんすることができますが、ライター用のガスでもOKなので、僕は100円ショップのガスを使用しています。コストパフォーマンスは最高です。
気温が低い時はライター用ガスが有効です。
※OD缶で充填する場合は、別売りのフィルアダプターが必要です。
1回の充填で燃焼時間は約15分です。連続使用時間は、安全や本体の変形・破損を考慮して1分以内ということです。あくまでも着火に使用するためのガストーチです。ろう付けの様な作業は出来ません。
ソト(SOTO) スライドガストーチのレビューまとめ
ソト(SOTO) スライドガストーチST-480はMade in Japanです。気軽に使える道具ではありますが、ガスや火を使用する危険な道具でもあるので、日本製というのは安心できるところだと思います。
Amazonでは限定カラーのモノトーンがベストセラー1位になっていますね。タイミングが合わないと翌日には届きませんが、頻繁に入荷されています。
以上、ソト(SOTO) スライドガストーチST-480のレビューでした。