コストパフォーマンスの高いイヤホンを販売するSoundPEATS(サウンドピー)より、新たなワイヤレスイヤホンが発売されたので、早速、購入してみました。オールインワンと言っても良いほど、様々な機能を盛り込んだBluetoothワイヤレスイヤホンです。
SoundPEATS TrueShiftのレビューです。
もくじ
SoundPEATS(サウンドピーツ) TrueShiftの外観
▲ワイヤレスイヤホンの充電ケースのサイズは、約 ヨコ84mm×タテ57mm×厚さ27mmで、質量は108gです。
最近のBluetoothワイヤレスイヤホンの中では、ちょっと大きめで重さのあるケースです。ブラックのマットなボディにSOUNDPEATSのロゴが印字されています。
前側面にはバッテリー残量や充電状態が分かる、2段階表示のLEDインジケーターがあります。
▲向かって右側面には、充電ケース充電するための、Type-C入力端子があります。5V/1A対応です。その右にあるのが強制ペアリングボタンです。ペアリングのリセットを行う時などに使用します。
▲向かって左側面にはUSB-Aの充電出力端子があります。
▲プラスチックのヒンジ部分は僅かな遊びがあるため、フタを掴んで力を加えると左右に動きます。このあたりの精度は値段相応で、高級モデルとは違うところでしょうか。(僕は気になりませんが)
▲左右のワイヤレスイヤホンはマグネットで固定されています。収納ケースは充電機能を備え、二つのワイヤレスイヤホンの充電器となります。
▲ワイヤレスイヤホンのヘッド部分は艶のある材質で、耳に取り付ける部分はマットな材質です。それぞれの組み合わせで「これは良いものだな!」と感じられるデザインになっています。
ワイヤレスイヤホンの操作は、ロゴマーク付近のタッチ操作で行います。ボタン式のように耳に押し込んでしまうことは無いので、とても使いやすいです。
▲2019年から順次発売されるモデルは、ロゴマークが変更されています。以前のロゴマークはケーブルの付いたBluetoothイヤホンのイメージですかね。新しいロゴマークはBluetoothワイヤレスイヤホンを真横から見たイメージでしょうか。
SoundPEATS(サウンドピーツ) TrueShiftの付属品
SoundPEATS TrueShiftの付属品
TrueShift ワイヤレスイヤホン
充電ケース
イヤーピース×3ペア
Type-C充電ケーブル
日本語取扱説明書
アナウンスカード2枚
イヤーピースは最初からMサイズが装着されています。
SoundPEATS(サウンドピーツ) TrueShiftの特徴
TrueShiftには高級機にも劣らない仕様や技術が盛り込まれています。
最先端Bluetooth5.0を採用
新しいチップを採用することにより、Bluetooth 5.0に対応しています。同じBluetooth 5.0に対応している端末との接続では、データ転送が高速に行えて、途切れない安定した接続を行うことができます。
Type-C有線充電に対応
端子の上下を問わないUSB端子なので、充電時の接続がしやすいです。また、Type-Cは「USB 3.1」規格に準拠しているので、最大転送速度が従来2倍で行うことができます。
ワイヤレス充電に対応
充電ケースはワイヤレス充電に対応しています。充電ケースをワイヤレス充電器の上に置くだけで、充電を行うことができます。
モバイルバッテリー機能とワイヤレスイヤホン充電性能
USB-Aの出力端子に充電ケーブルを接続して、iPhoneやスマートフォン、その他ウェアラブル機器の充電を行うことができます。仕様によると3.7V/3000mAhのバッテリー容量です。別にモバイルバッテリーを持ち歩いていれば使うことはないと思いますが、どうしようもない緊急時には助かるかもしれませんね。
ワイヤレスイヤホンの充電は、1回の充電で3時間音楽再生することができます。充電ケースに収納することで、最大で約22回充電することができます。合計で約66時間の再生が可能です。
IPX7の耐水性能
イヤホンを装着したまま1m水に潜ることはないと思いますが、ランニングやウォーキングなど、大量に汗をかくような環境では安心できる耐水性能ですね。雨が降っていてもOKです。入浴時にも使えそうですが、内部に結露が発生する可能性があるので、お風呂では使わないほうが無難かもしれません。
SoundPEATS(サウンドピーツ) TrueShiftの操作は簡単
初回のペアリング設定を済ませると、それ以降は充電ケースからイヤホンを取り出すと、自動でスイッチがONになりペアリングされます。煩わしいことがなくスムーズに使用することができます。
※iPhoneやスマホのBluetoothはONにする必要があります。

※Androidスマホでは各メーカーの対応が遅れることが多いため、Bluetoothは通常OFFにしていた方が良いとのことです。
ワイヤレスイヤホンの操作は、タッチコントロールで行います
音楽モードの操作方法
電源を入れる・・・・・充電ケースのフタを開く。またはイヤホンの電源が切れている状態で、マルチファンクションボタンを3秒長タッチする
電源を切る・・・・・・イヤホンを充電ケースに入れてフタを閉める。またはマルチファンクションボタンを8秒長タッチする。
再生・一時停止・・・・マルチファンクションボタンを2回タッチする
曲送り・曲戻し・・・・右のイヤホンのマルチファンクションボタンを1.5秒タッチする。または右のイヤホンのマルチファンクションボタンを1.5秒タッチする。
ココに注意
音楽再生使用中は、ワイヤレスイヤホンの緑色のLEDが点滅の状態になります。点滅といってもチカチカする感じではなく、緩やかに点滅する感じです。これが気になる場合は、音楽再生されていない状態で左右それぞれ5秒間長タッチをすると、緩やかな点滅を消すことができます。但し、ケースに収納するとリセットするため、その都度、この作業が必要です。
僕は全く気になりませんが、光を気にする人には煩わしいかもしれません。
SoundPEATS(サウンドピーツ) TrueShiftとTrueFree+の比較
▲左側はSoundPEATSのTrueFree+です。
TrueFree+の記事はこちらをご覧ください。
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【SoundPEATS TrueFree+ レビュー】音質と充電容量がパワーアップしたコスパ最高のワイヤレスイヤホン
従来機のSoundPEATS(サウンドピーツ) TrueFreeからパワーアップしたTrueFree+のレ ...
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TrueShiftは充電ケースがモバイルバッテリーとしても使用可能なことと、ワイヤレスイヤホンはタッチコントロール方式ということで、TrueFree+と比較すると多少大きなサイズになります。
二つのワイヤレスイヤホンを聴き比べてみると、明らかに音質に差があります。TrueShiftの方が音の奥行きを感じるし、音のクリアさが全く違う印象です。音質は間違いなく上だと思います。
TrueFree+のボタン式とTrueShiftのタッチコントロール式では、好き嫌いが分かれるかもしれません。操作感はボタン式の方がクリック感があるので、個人的にはTrueFree+の方が使いやすい感じがしましたが、ボタン式は多少耳に押し込まれる感覚があるので、不快感を感じることもあります。
音は間違いなくTrueShiftが上で、操作感は好みの問題ですね。
SoundPEATS(サウンドピーツ) TrueShift レビューまとめ
▲Anker PowerCore 10000 PDの定電流モードで充電しています。
TrueShiftはSoundPEATSの上位モデルではありますが、それでも価格はリーズナブルで、コストパフォーマンスは高いですよね。こんなに高機能で音質も良いBluetoothワイヤレスイヤホンが、6000円弱で購入できてしまうのが凄いですね。
記事のための写真撮影後、「TrueFree+と交換して」と、TrueShiftは息子に持っていかれました。
以上、SoundPEATS TrueShiftのレビューでした。