昨年から続くコロナ禍に加え花粉シーズン真っ只中ですね。自分自身、「ん?目がかゆいような、鼻がムズムズするような」と感じるものの、花粉症では無いと自分に言い聞かせている今日この頃です。
今まではあまり目がいかなかったのですが、このご時世と認めたくはない自覚症状により、空気清浄機というものに興味を持ち始めていました。そんな折、株式会社SUNVALLEY JAPAN様より「TaoTronics 空気清浄機TT-AP005」を提供頂きましたので、しばらく使用してみた率直な使用感と感想を忖度なしにレビューします。
空気清浄機の導入を検討されている方の参考になれば幸いです。それでは「TaoTronics 空気清浄機TT-AP005」のレビューです。
もくじ
TaoTronics 空気清浄機TT-AP005のシンプルな外観
まず目を引くのがこのシンプルな外観です。無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインで、ホワイトのボディは清潔感があって空気清浄機にマッチしたカラーです。四隅を丸くした四角いデザインは、両手で持ちやすく移動も容易に行うことができます。大きさは高さ38cm×幅22.5cm×奥行き22.5cmで、重さは約2.75kgです。
ボディの正面上部にプリントされた「TAOTRONICS」のロゴが本体のデザインと良くマッチしています。勝手な想像ですが、汚れた空気を下から吸って中央のフィルターを通して上から綺麗な空気を吐き出すイメージ?でしょうか。
四面に開けられた給気口のドット(穴)は、下から上へ上から下へ、微妙に大きさが違いオシャレ感を演出しています。写真をよく見ると分かると思いますが、本体の底や角は穴が塞がっています。本体の強度を高めるためだと思われますが、このあたりに質の良さ感じます。
天面に綺麗な空気を放出する排気口と操作パネルがあります。コントロールパネルの使用方法は後述しますが、操作方法はとてもシンプルで、タッチパネルの反応も良く操作感は気持ちが良いです。
TaoTronics 空気清浄機TT-AP005の内容物
- TT-AP005本体
- 3-IN-1 フィルター
- 電源アダプター
- 取扱説明書(日本語表記)
- ユーザー登録カード
TaoTronics 空気清浄機TT-AP005の仕様と特徴
TT-AP005の仕様
電圧 | DC24V |
定格電力 | 29W |
推奨使用面積 | 20~30㎡ |
推奨されている使用面積は20~30㎡(10畳~20畳くらい)です。
効率よく空気を循環させるフォルム
フィルターの形状からも分かるとおり、360度から室内の空気を吸い、上部からキレイは空気を排出し循環させます。
三層構造の3-IN-1フィルター
TT-AP005のフィルター「3-IN-1フィルター」は三層構造になっています。一層目のプリフィルターは髪の毛やペットの毛、ホコリのような大きな粒子をキャッチします。二層目のHEPAフィルターは最大で99.97%の浮遊した花粉やアレルギー物質の微小粒子をキャッチします。三層目の活性炭素フィルターは家庭内のに臭いや有毒ガスを除去します。
ココに注意
フィルターの交換目安は、使用頻度や空気の質にもよりますが、稼働2160時間、3〜6か月毎の交換が推奨されています。
フィルターの取り付けや交換は本体の底にあるフィルターカバーを外して行います。フィルターカバーはツマミが大きいので開閉が楽です。フィルターは本体に差し込むだけなので交換や掃除は簡単に行うことができます。
操作感の良いコントロールパネル

①電源(POWER)オン/オフ
②ファン速度コントロール
低→中→高→AUTO→睡眠と切り替えることができます。現在のモードは中央に表示されます。通常はAUTOに設定しておくと良いです。空気の質に合わせてファン速度が自動調整されます。
③ライトオン/オフ
オンにするとすべてのインジケーターが点灯します。オフにすると電源以外のすべてのインジケーターが消灯します。この時、POWERアイコンの明るさは50%にダウンします。インジケーターは部屋を暗くすると結構明るいので、就寝する時はオフにした方が良いです。
④LOCKオン/オフ
3秒間長押しするとロック機能が作動しします。小さなお子さんがいるお宅では誤操作を防ぐことができます。
⑤FILTER
フィルター交換が必要になると点滅します。点滅したらコンセントを外し電源を切りフィルターを交換します。交換後はFILTERを5秒間長押しするとリセットされます。
⑥自動オフタイマー
本体がオンの状態でTIMERを繰り返しタップすると、2H→4H→8H→12H→タイマーオフに切り替えます。

スマートモード搭載
部屋の空気の状態をセンサーで検知します。空気の汚れに応じて自動的に風量が切り替わります。我が家ではリビングに設置していますが、台所で換気扇を回さずに餃子を焼いていたら、風量全開でファンが作動しました。しっかりと検知しまた。

写真では青のライトが点灯していますが、これは空気がとてもキレイな状態ということです。ライトは空気の状態によって4色に変化します。
メモ
青 → とてもキレイな状態
緑 → 良い状態
オレンジ → 普通の状態
赤 → 汚れている状態
TaoTronics 空気清浄機TT-AP005のレビューまとめ
ファン速度をAUTOに設定しておくと、ほぼ低速で作動しています。低速運転の場合、1時間あたりの電気代は0.15円です。1日12時間稼働させると1日あたり1.8円で一ヶ月あたり54円です。使用時間が長くなったりファン速度の変化があったとしても100円くらい?ではないでしょうか。
あと交換用のフィルターについてですが、価格が2,599円なので一年中フルで稼働させるとそれなりにコストが掛かります。2,160時間で交換ということなので、1日12時間稼働させて180日(半年)に1回、または花粉や黄砂が飛び交い、PM2.5の濃度が上昇する春シーズンにフル稼働させて、ワンシーズンごとに交換するとコスト的に良いのではないでしょうか。
ココに注意
空気清浄機はフィルターによっ室内の空気をキレイにするものですが、空気の入れ替えができるわけでは無いので、定期的に窓を開けて空気の入れ替えは必須です。
しばらく使用してみた感想ですが、正直に良い製品だと思いました。作動させているときの部屋の空気は、作動させていないときと比べると明らかに違います。自分自身を花粉症だと認めたわけではありませんが、TT-AP005を設置しているリビングから他の部屋に移動すると目が痒くなります。換気扇を回さずに餃子を焼いたときもそうですが、リビング室内の掃き掃除をしたときにもファンが反応しました。しっかりと空気の状態を検知してくれます。